DIVERSITY多様性
ダイバーシティ
当社は多様な個性の集まりです。個性は一人ひとりがもつ特性であり、国籍、文化、年齢、性別、学歴、仕事歴、ライフスタイルなどさまざまな背景からなる個性を結集し切磋琢磨しながら融合させ、新しい価値の創造を目指し続けています。
取り組み
- 女性活躍
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当社の主要顧客となる歯科医師の女性比率は国内で26%(2022年統計:厚生労働省)になり、また、多くの女性が歯科衛生士として活躍しています。社内の意思決定プロセスに女性を増やすことによって、よりよいサービス、製品が生まれることにもつながります。
当社は女性管理職比率を高める施策として、将来の女性管理職候補にキャリア支援を実施しています。目標として女性管理職比率を2025年に10%にすることを掲げています。
- マネジメントの現地化
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当社では、グローバルNo.1ブランドとして不可欠なことは、全世界の主要な市場において強固な販売力・マーケティング力、そして顧客満足を高めるためのカスタマーサービス・アフターサービス力を構築することと考え、現時点で海外法人と駐在員事務所をあわせて、18拠点をもつまでにダイレクトセールスネットワークを拡張してきました。
これら18拠点のうち14拠点は現地採用従業員がトップとなっています。当社は、引き続き「立地する国、地域の文化に立脚した経営」を推進していきます。
- 社内推進
- ナカニシでは、全従業員向けに毎月発行しているコンプライアンス通信およびコンプライアンス行動指針解説において、多様性と機会均等に関する説明を掲載し、職場全体の理解促進と多様性を尊重する風土の醸成に取り組んでいます。また、管理職や従業員が毎年受講するeラーニングのメニューに多様性と機会均等に関する質問や解説を掲載し、定期的に教育を行っています。
- 技能実習生制度による、ベトナム人材との交流
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当社では、2009年よりベトナムから外国人技能実習生を受け入れ、現在、約100名が実習しています。
2016年には会社敷地内に寮を建設し、全員が清潔で落ち着いた環境で生活しています。また工場を新設した際に専用の送迎バスで通勤ができるように配慮しました。また、実習だけでなく、社員との交流、地域の祭りへの参加等、日本の文化と伝統に触れる機会を設けています。
しばらく、新型コロナ感染下の出入国規制により、しばらく技能実習生の受入れができませんでしたが、2022年4月より受入を再開しました。また、優良な実習実施者としての第3号技能実習の受入申請が認められ、希望する実習生には、最長5年間の技能実習を実施しています。
雇用契約に関しては、日本の法令に基づいた内容で、ベトナム語で締結しています。
- 障がいのある従業員の活躍
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当社の障がい者雇用率は2.71%(2023年度)であり、2016年度以降、毎年増加しています。
障がいのある人もない人も共に働き、共に生きる社会を目指し、人事部と職場との連携によるサポート体制の強化や、障がい者が勤務する職場スタッフへの理解促進セミナーを定期的に開催し、障がいがある従業員が働きやすく、働きがいのある職場環境づくりを推進しています。
聴覚障がいのある従業員のコミュニケーション支援のため、電子メモパッドを導入したり、全社イベント時には手話通訳ボランティアの協力により、意思疎通をリアルタイムに図れるようにしています。
- 再雇用の取り組み
- 当社は、60歳で定年退職をした従業員の雇用を推進するため、定年再雇用制度を設けています。また、パートタイム従業員についても60歳以降の雇用を実施しています。